転職活動を始める前に欠かせないのが「自己分析」です。
私自身、最初の転職では自己分析をしたつもりのまま動き出し、「とにかく新しい職場を探したい」という気持ちだけで転職先を選んでしまいました。その結果、勤務時間や環境に違和感を抱き、後悔することになりました。
逆に、2回目の転職では自己分析を丁寧に行ったことで、自分に合った職場を選ぶことができました。ここでは、転職で役立つ自己分析の方法を3つのステップで紹介します。
ステップ1. これまでの経験を棚卸しする
まずは自分のキャリアを振り返りましょう。
- どんな仕事をしてきたか
- そこで得たスキルや成果は何か
- 仕事を通じて自分がやりがいを感じた瞬間はどこか
私は電力系の会社での経験から「チームで動く力」「スケジュールの管理」、電気工事の仕事で「現場対応力」「繊細な作業」。これらを整理することで、自分の強みが見えてきます。どのような業界。職場で活躍できそうか?が見えてくるところまでやるのがポイントです。
ステップ2. 転職の目的を明確にする
「なぜ転職したいのか」をはっきりさせることが大切です。
- 収入を上げたい
- ワークライフバランスを整えたい
- 新しいスキルに挑戦したい
最初の転職では目的が「家庭環境が変わるため、それなりの待遇のところで働きたい」だけでした。その結果、入社後に勤務時間の長さや職場の人間関係のギスギスさなどに不満を感じてしまいました。2回目の転職では「安定した環境でスキルを活して、理想的な働き方ができる」という明確な目的を持てたことで、満足度が高まりました。
ステップ3. 将来のキャリア像を描く
転職はゴールではなく、キャリアの通過点です。
「5年後、10年後にどんな働き方をしていたいか」を考えることで、選ぶべき企業が変わってきます。
例えば「会社の中心で活躍して働きたい」なら今までのスキルを直接的に関わる企業を選ぶ、「専門性を高めたい」なら資格取得を支援する企業を選ぶ、「ワークライフバランスを整えて働きたい」なら残業が少ない企業を選ぶ、など、方向性が具体的になります。
私の場合は「会社の中心で活躍して働きたい」と「ワークライフバランス」を整えて働きたいというキャリア像を描きました。
まとめ
転職で後悔しないための自己分析は、
- 経験の棚卸し
- 転職の目的を明確にする
- 将来のキャリア像を描く
この3つのステップで整理するのがおすすめです。
自己分析をしっかり行うことで、求人選びや面接の受け答えにも一貫性が生まれ、納得のいく転職につながります。
👉 転職活動を始める前に、ぜひ時間を取って自己分析をしてみてください。
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